税理士の講座を受けようと思って検索すると、真っ先に出てくるのが大原簿記専門学校だ。私の母校である。実は、この大原簿記には専門学校と受験予備校が併設されている。社会人になってから、何を思ったか多くの新卒の生徒に交じって学生生活をしてみたのだ。

私は、専門学校の生徒だったので年間の学費だけで受験予備校の公認会計士講座と税理士講座を両方受ける事ができた。それならば、両方受けた方がお得だろうと両方受ける事に決めた。（実際には、受験予備校に２つ通う方が安いのだが。高い学費と引き換えに専門学校卒業の資格が...

税理士講座と公認会計士講座を両方受けてみて思う事がある。それは、両者の毛色が全く違う事だ。どちらも会計系の国家資格である事は変わらないのだが、どうも教室の空気が違う。例えるならば、税理士講座は体育会系、公認会計士講座は文化系といった雰囲気だ。

講座は公認会計士講座が先にスタートしたので、税理士講座に行って驚いた。まず、座席の取り方が全く違う。大量の資料を持っていてドカッと全て机の上に並べている人が多いのだ。公認会計士講座で2人掛けの机はこの講座では定員1名と化している。

そして、授業への取り...

結局、専門学校を出てからも会計を仕事にしていない私だが、入学前に持っていた会計という世界への興味は失っていない。もし、これから先に受験予備校に通う事があるなら。私は間違いなく税理士講座を選ぶだろう。それは、講座の温度が自分に合っているからでもなければ料金の問題でもない。

大企業を相手に仕事をする公認会計士よりも地域に密着した税理士になりたいと思うのだ。今まで関わってきた人の役に立てるのは、あきらかに税理士だろう。私には大きな社会で活躍したいという野望は無いし、それよりも身近な人と笑い合いながら...

コラム「税理士講座と公認会計士講座の温度差」について、Sakuyuさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。（2015/5/26）

私も大原に通っていました。でも、私が目指したのは税理士でも呼応人会計士でもなく、社会保険労務士です。資格は無事にとれました。やはり、独学よりも専門学校の方が私には向いていたようで、効率的に勉強できたと思います。どんな資格でも、志があって勉強しているわけですが、私も講座によって受験生のタイプが違ったように感じました。大原の社会保険労務士の講座の場合は、比較的...

コラム「税理士講座と公認会計士講座の温度差」について、Miki Akamiさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。（2015/6/17）

税理士にも公認会計士にも興味のない私ですから、どちらがとは一概に言えません。ハッキリ言って違いもよく理解していないかもしれません、恥ずかしい話しです。私は今まで自分で青色申告も白色申告もしてきましたが、すべて自分でやってきました。当然依頼するとお金が掛かるのもあるし、1度自分で苦労して申告できると、翌年からは理解も深まるので簡単にできるようになるん...

コラム「税理士講座と公認会計士講座の温度差」について、Takominさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。（2015/8/7）

税理士と公認会計士、どちらも優秀そうなイメージがあります。私は完全な文系で、数学や数字には極端に弱く、数字を見るのは苦手なのです・・・。しかし、資格を持っているというのは、やっぱり大きな強みになりますよね。そして、こういう資格を取得するには並々ならぬ努力も必要なのでしょう。結果的に資格が取れなかったとしても、その努力に敬意を示したいです。実は私も、いま通訳...

「税理士講座と公認会計士講座の温度差」へのMikiAkamiさんのコメント
税理士も会計士も私には無縁なので、実際にどのような仕事ぶりなのかは、わかりません。個人事業主の経験もある私は、自分で確定申告をしてきたので、ある程度の知識はあるつもりです。今も、個人事業主のもとで働いている私は、会社の経理もしているので、今までの知識が役に立ってます。昨年は自分のと会社のと友人のが2年分と、すべての確定申告をしました。今では分からないことはネットで検索できるので、確定申告も楽になりました。


税理士講座...

「税理士講座と公認会計士講座の温度差」についてのAnhMotherさんのコメント
実家が自営業を営んでいたので、馴染みの（担当の？）税理士さんが、毎年、確定申告の季節に先立ってやってきました。母がその税理士さんにあーでもないこーでもないと話しながら、たくさんの書類や領収書を応接にぶちまけているところへ、お茶を運ぶのが幼い私の役目でした。無愛想でもやさしい税理士のおじさんは、二回か三回我が家にやってきて確定申告の相談にやってきてオケに入ったお寿司を食べて帰って行きました。幼心に、税理士さんが来る日...