二つの講座の違い
税理士講座と公認会計士講座を両方受けてみて思う事がある。それは、両者の毛色が全く違う事だ。どちらも会計系の国家資格である事は変わらないのだが、どうも教室の空気が違う。例えるならば、税理士講座は体育会系、公認会計士講座は文化系といった雰囲気だ。
講座は公認会計士講座が先にスタートしたので、税理士講座に行って驚いた。まず、座席の取り方が全く違う。大量の資料を持っていてドカッと全て机の上に並べている人が多いのだ。公認会計士講座で2人掛けの机はこの講座では定員1名と化している。
そして、授業への取り組み方も全く違う。前のめりに講師の話を聞く税理士講座の受験生に対して、公認会計士講座の受験生は淡々と知識を整理していくイメージだ。それに合わせてなのか、用意されている問題の数も税理士講座の方が圧倒的に多かった。
全体を温度で例えるなら、税理士講座は120度。公認会計士講座は80度といったところ。
私の体温は36度。
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